横濱おなか診療所

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インフルエンザの予防接種

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Tel.045-507-8715

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ご予約について
診療は時間予約制となります。
診療終了後に次回の予約をお取りください。
(予約は1回分のみ30日先までお取りできます。)
初診の方はお電話で予約をお取りくださるようにお願いいたします。
直接来院された方は、救急の場合には急患の対応をいたしますが、原則的には来院時に当日あるいは翌日以降の予約を取っていただく形となります。

肛門外科

肛門外科

当院のもうひとつの主たる診療科目がこの肛門外科です。

日本人の3人に1人は、痔があるといわれています。そのほとんどが内痔核、いわゆるイボ痔です。内痔核は、初期段階で生活習慣の改善や治療をすれば、切ったたりせずに治ることが多いのですが、「恥ずかしいから」「怖いから」「痛くないから」と診察を受けない方が少なくありません。

そのため、患者様の多くが手術の必要な状態になってしまっています。
受診された患者様は、「診察前のあの不安は何だったんだろう?」「診てもらって安心した」と口をそろえます。悪くなるまでそのままにしないで、早めにご相談ください。

また時として、「痛くてどうしようもない。今すぐなんとかして!」という訴えで来院をされる方がいらっしゃるのも事実です。
当院ではいきなり根治的な治療を行うことは難しくても、「仙骨硬膜外麻酔」といってお尻の割れ目の少し上にブロック注射を打つことによって、大部分の疼痛を緩和しつつ治療をすすめることが出来ます。

当診療所では、まず患者様が受診しやすい診療所を目指しています。
そして、生活習慣の改善や、薬、切らない手術で、負担や苦痛の少ない治療を行っていきたいと考えております。

肛門外科

おしりの症状と診察

おしりの症状と診察
  • お尻の症状といえば、おしりが痛い、血が出る、膨らんでいる、などの症状が中心で、普段人に曝すことのない場所なので診察を恥ずかしく思ってしまい、受診を悩まれる方も多いのではないかと思います。
  • しかしどの様な疾患も診察なくして正しい診療はできません。「敵を知り、己を知れば・・」孫子の兵法ではありませんが、痛みは強いけど軟膏で切らずによくなってくれる病変なのか、早めの切除を含む積極的な治療をお勧めした方が良いのかは、的確な診察を行ったうえでお答えするものと自負をしております。
  • 実際のお尻の診察は、ベットの上で左を下にして横向きになり、膝を曲げお尻が突き出るような体位を取っていただきます。下着を下げタオルをかけた後、びっくりしないように声をかけながら肛門に指を入れ、痛みや出血の有無、肛門の狭窄の有無を確認させて頂きます。
  • そして、痛みが許容内で安全に診察ができることを確認してから、肛門鏡での診察をさせて頂きます。

肛門の病変

肛門の病変
  • お尻にできる痔病変の代表格が、いわゆるいぼ痔(痔核)、きれ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)です。
  • 痔核は、座りっぱなしや立ちっぱなしの視性により肛門クッションの血管がきれて出血したり、うっ血していぼのように出てきたもです。できた場所により「内痔核」「外痔核」に分けられます。
  • 「内痔核」は、図の様に症状の進行具合により4段階に分けられ、程度により様々な治療を提案します。
    「外痔核」は、腸と肛門の境界である歯状線の外側にできた痔核です。神経の敏感な部分にできるため、痛みが強いことが多く、内痔核のように肛門内に戻すことができません。
  • 裂肛は、硬い便により肛門付近がきれたり、裂けたりして出来ます。硬い排便後に痛みと出血を見て、びっくりされ来院をされることが多い印象の疾患です。繰り返す場合の治療や他疾患と鑑別が大切です。
  • 痔瘻は、肛門の周囲に感染が起こり、膿を排出する瘻管が形成される疾患です。複雑な瘻管形成は専門の病院での手術加療をお勧めする事があります。

肛門の鎮痛

肛門の鎮痛
  • お尻の診察や治療をためらわせてしまうのは「痛み」ではないでしょうか。
    • 痛いところを触らせたくない
    • さらに痛い処置をされたらどうしよう
    と思い悩まれてはおりませんか?
  • 当院では、痔疾患の診察治療を行う前提として充分な鎮痛が得られていることが大切と考えております。
    診察の後に耐え難い疼痛が予想される方には、まず十分な鎮痛を行いながら処置を行うことをお約束します。
  • その一つが、仙骨部への硬膜外麻酔です。
    本来手術時などに行う麻酔で、疼痛を訴える方全員に行うわけではありませんが、肛門周囲への鎮痛効果は高く、(処置などにより)強い痛みが予想される場合には、痔疾患本来の治療の前に鎮痛をさせて頂きます。
  • 歯科の麻酔と同様で、その効果は半日もすると消失してしまう為、持続する疼痛にはお勧めできず、処置などに併用し、多くは処置当日、長くても薬剤の効果が出る数日間を限定の鎮痛処置となります。

肛門の保存的治療と手術治療

肛門の保存的治療と手術治療
  • 従来内痔核等のお尻の治療は、注入軟膏や坐剤による外用薬や緩下剤の内服が中心でした。
  • 現在でもこれらの薬剤は有効ですが、これらの治療が無効な場合当時は手術しか選択肢がなく、処置に伴う痛みと入院の必要性から、印象のよいものではありませんでした。
  • しかし近年”切らずに直す”「ジオン注」による4段階注射法の登場で、内痔核に治療に変革がおきました。
  • アルタ(ALTA)療法とも呼ばれ、痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に固着・固定させる治療法です。従来の方法に比べ成績が良く、社会復帰が早いのが特徴で、多くの医療機関でこの治療法が用いられるようになりました。
  • しかし、このALTA療法も万全ではなく、治療の出来ない症例や合併症の出現が知られてくるようになってきました。
  • まずアルタ療法は、薬剤の性質上、妊娠や授乳を行っている方、透析中の方に受けて頂くことが出来ません。それと肛門の外側つまり外痔核領域への注射を打つことが出来ません。適切な部位に適量を注入しない場合、疼痛、潰瘍形成、膿瘍形成、狭窄などのトラブルが危惧されるからです。
  • 当院では充分な鎮痛を得ることで、外痔核には切除を行い、内痔核にはアルタ療法を行う併用療法を日帰りで行っております。術後手術に伴う疼痛が数日出現する可能性がありますが、日常生活が困難となることは少なく、大きな内痔核をアルタ単独で治療するより安全な方法としてお勧めしております。
  • 横濱おなか診療所
  • 〒226-0019 神奈川県横浜市緑区中山4-1-8ハイツ中山101-A
  • Tel.045-507-8715
  • 朝8:30より予約受付
診療時間
(受付時間)
8:00~12:00
(8:30~11:45)
16:30~19:00
(16:00~17:45)

診療は時間予約制となります。
初診の方は、お電話で予約をお取りくださるようにお願いいたします。
【休診日】 水・土曜日午後・日・祝
※8:00~9:00・14:00~16:00 検査・OPE 優先
※18:00~19:00 オンライン診療
当医院は発熱外来を行っておりませんので、発熱の患者様はオンライン診療となります。
新型コロナウイルスのPCR検査・抗原検査は、行っておりません。

※ご予約について
当医院は時間枠予約制で、予約時間通りに診療が進まない場合もごさいます。予めご了承ください。
通常の診療予約は、診察後会計時、または休診日以外の13時~16時にお電話でお取りいただくか、インターネットでご予約下さい。
急病など当日受診希望の方、初診の方、お薬がなくなってしまう方は、まずお電話でご相談ください。
30日先まで、1回分の診察予約が可能です。インターネットでは検査の予約ができませんので、必ずお電話でご相談ください。
予約なしに直接来院されると、予約の方が優先のためお待ち頂く事になりますので、事前にお電話をお願い致します。
院内が込み合っている場合には電話が繋がりにくいことがあります。その場合は少し時間をおいてからおかけ直しください。